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イタリア プーリア日記

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うちのねこ

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うちのねこたちを紹介します。全部で3匹います。こちら ぐったり寝ているのが ペルシャ猫の
クリーシオ です。3匹のなかでは 一番年長で ボスです。ぶさいくですが とっても愛されています。とくにわたしの夫のマンマが溺愛しているのがこのクリーシオです。マンマは大の愛猫家で 人間よりも動物の方が好きだといつも言っています。
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こうして 普通にしてれば くまみたいでかわいいんです。性格は まさしくボス。どんな物音にも動じないんです。掃除機をかけると 他の二匹は 恐怖のあまり逃げまどうのですが クリーシオだけは絶対逃げません。むしろ好奇心の対象らしく 常に掃除機と一緒に移動します。
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クリーシオはこの花の下が大好きなようで よくここにいます。
他の二匹も 近々 ご紹介します。お楽しみに。
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# by ibikina | 2010-07-06 09:41 | ねこ

スカペーチェ

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先日 ガラティ―ナのお祭りで見た サレント地方ならではのたべものを紹介します。スカペーチェという しろもので レッチェ近郊のガッリーポリ の特産品だそうです。スーパーマーケットなどでは 全く見ないしろもので お祭りのときなどに屋台でしか手に入らないそうです。このなんともあざやかな 黄色はサフランで色づけしたパン粉です。魚を揚げた物を酢漬けにして このきいろいパン粉と一緒に食べます。
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黄色いパン粉をまぶした魚のマリネ。日本の 南蛮漬けのようなかんじです。さっぱりして 美味です。白ワインのおつまみにぴったりです。夏に酢がきいたものを食べるのは 万国共通なんですね。
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# by ibikina | 2010-07-06 09:19 | たべもの

ガラティーナ

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レッチェから南へ20kmほどのところにガラティーナという小さな街があり 6月28、29、30日が この街の守護聖人のお祭りでした。イタリアではそれぞれのまちがそれぞれ違う守護聖人を持っていて 街を守ってくれている守護聖人をたたえるお祭りをしてみんなで騒ぎます。ガラティーナではこのお祭りのときに一年に一度だけこの守護聖人の像が教会の外に出て街をねりあるきます。写真はガラティーナのドゥオモです。このドゥオモに守護聖人の像が置かれています。
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サレント地方(ながぐつのかかとの部分の地域の名称)では 7、8月になると毎日のように各市町村でこのような守護聖人のお祭りが開催され 街中をこのイルミネーションで飾ります。
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日が沈むにつれてたくさんの人が集まってきてみんなドゥオモから守護聖人が出てくるのを待っています。
ガラティーナ_d0176862_64322.jpgお祭りには定番のクレープ屋さん。日本と一緒ですね。
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ドライフルーツ屋さん。これもイタリアのお祭りでは定番の屋台です。
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カトリックの国イタリアならではの屋台。ロザリオやキリスト、マリア様などの絵を売るお祈りグッズ屋さん。

いよいよ守護聖人の登場です!
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ガラティーナ_d0176862_810739.jpgガラティーナの守護聖人は2人いて これが聖パウロ。
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このシルバーに光り輝く像が聖ピエトロです。神父さんも一緒に行進します。
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ガラティーナのメインストリートを練り歩きます。守護聖人の像をかついでいる人は誰でもよいわけではなく、ある一家が何百年も世襲制で毎年かついでいるそうです。この一家しか守護聖人をかつぐことができないというわけです。
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敬虔なカトリック信者のひとは聖パウロ&聖ピエトロのあとを追って一緒に行進します。
ガラティーナ_d0176862_8373143.jpg夜が更けてもイタリア人たちはいっこうに家路につく気配がありません。一年に一度ですからみんな夜明けまで屋台を物色しながらお祭りを楽しむわけです。
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突如として路上でくりひろげられるダンスパーティー。サレント地方特有の音楽 ピッチカ に合わせて 飽きることなく踊ります。何もかも忘れて今を楽しむ。大切なことだと思います。簡単そうに見えるけど特に私たち日本人にとっては 難しいことです。ついつい先のことばかり考えて心配して 今しかない今を楽しむことができなくなってしまう。明日がくる保証なんてよく考えてみればどこにもないんですよね。だったら やっぱり 今 この瞬間を 楽しむのがかしこい生き方なのかもしれません。イタリア人は今をを楽しむことにかんしては天才的と言えます。こんな瞬間を見ると イタリアがまた好きになります。

ガラティーナの宝
サレントの人たちはみんなくちをそろえて ガラティーナは美しいと言います。
このガラティーナを訪れたら必見なのは まちの宝ともいうべき 美しいバラ窓を持つ14世紀後期のサンタ・カテリーナ・アレッサンドリア聖堂です。
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ガラティーナ_d0176862_240284.jpgファザードはロマネスク様式の細工が施されており 近寄ってみて見るとその精巧さに驚きます。でも内部はもっと必見です。残念ながら内部は撮影が厳禁だったのでお見せすることが出来ませんが教会内の天井がすべて 美しい深いブルーのフレスコ画で覆われているんです。思わず息をのむ美しさです。

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# by ibikina | 2010-07-02 06:27 | イタリアの美しい街

レッチェ

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イタリアの街を歩いていると何気ない小さな路地がとても美しくてつい写真に残したくなります。これはレッチェのとある路地を撮ったもの。レッチェは 南イタリアのフィレンツェと呼ばれており 地元で採れる白い石 ピエトラ・レッチェーゼ を使用したバロック様式の建築物であふれた美しい街です。建物がみんな白いので 夜 黄色い街灯がともると なんともロマンティックなブロンズ色に街が染まるのです。
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街の中心部に 1930年代に発見された古代ローマ劇場跡を見ることができます。このほかにも古代ローマ時代の建造物では 大きな円形闘技場跡が残っており 紀元前からの歴史を持つ古い街です。
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これが ローマ時代の円形闘技場跡です。レッチェで一番大きな広場 サントロンツォ広場のど真ん中の地面の下から発見されたそうです。この円形闘技場跡を利用してコンサートなどをよく催していてローマ時代の遺跡も 市民の公共物としてしっかり利用してるところが さすがイタリア!です。
イタリアは こんなふうに街のど真ん中に 紀元前のローマ遺跡が平然と姿をあらわして いとも簡単に手で触れることが出来て 時々不思議な気分になります。2000年ちかく前の 遺跡が見事に現代の人々の暮らしに溶け込んでいて 今と共存している。すごいことだと思います。
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フィアット 500
トリノに本社を置く FIAT社。イタリアの顔とも言える企業です。そして FIATの顔とも言える車種がこの 500(チンクエチェントと読む)。コンパクトで少しレトロな感じで愛らしいスタイルのこの500ほどイタリアの街並にマッチする車はないでしょう。もう生産はされてないのですが(1977年生産終了)いまだに 歴史的名車として広く国民に愛されており まだイタリアのいたるところで見かけます。小さな車体のおかげで イタリア独特の狭い路地にも入り込めるという機動性の良さと 低価格&燃費がいいという点で イタリアだけでなくヨーロッパ各国でも 人気だったそうです。世界中に チンクエチェントの愛好家がいることでも知られています。イタリア人はみんなピカピカに磨いて大切に乗っています。しかも いろんな色がある!オレンジや 綺麗なターコイズブルーなど見たことがあります。
レッチェの街角にとまっていた白いチンクエチェント 思わず 写真をとりました。

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# by ibikina | 2010-06-30 23:34 | レッチェ

はじめまして

イタリアに語学留学のためにやってきたのですが とあるイタリア人男性とめぐり会いイタリアで結婚しました。ブログというものを書くことにあまり興味がなかったのですが プーリアでの美しい風景 おいしい食べ物 天真爛漫なイタリア人たちに 触れるたび この宝物のような貴重な経験を 自分の胸のうちだけにしまっておくのはもったいないと 思い立ちブログを始めることにしました。プーリアでの 太陽と海にかこまれた暮らしをお伝えしていきます。
# by ibikina | 2010-06-27 23:56