人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

イタリア プーリア日記

ibikina.exblog.jp

決勝戦前のイタリア人たち

決勝戦前のイタリア人たち_d0176862_5201954.jpg


猛暑の南イタリアレッチェからお伝えするプーリア日記へようこそ!

この週末は夫の諸用に付き添い、おとなりのそのまたおとなりの洲、レッジョ・カラブリア州コセンツァ県
コリリアーノ・カラブロという街に行っておりました。

日曜日はお待ちかねのサッカー欧州選手権2012決勝戦 イタリアVSスペインの試合があったので
わたくしたちは滞在先のコリリアーノ・カラブロにてテレビ観戦となりました。

しかし、イタリア人一般庶民の この欧州選手権にかける意気込みがはんぱでないです。
試合開始が夜9時ころでしたので 昼頃からまちかどにぽつぽつと応援グッズ屋台が出始め、

決勝戦前のイタリア人たち_d0176862_5523265.jpg


けっこうどの屋台も繁盛していました。
イタリア応援用帽子は一個10ユーロで売ってましたのでけっこういい商売になります。
この帽子をかぶって気分を盛り上げ、または子供にかぶせ、試合観戦に臨むというこのどこまでもお祭り好きなこの国民、イタリア人、すごいなー。


ところで、今回滞在したレッジョ・カラブリア州はこれまたプーリア州とは違って強烈なインパクトのある土地でした。

イタリアはその土地ごとに食べ物もかわり人もかわり気候も変わり、まるで別の国のよう。
イタリアはおもしろい国です。ますます魅力的に感じました。
みんながそれぞれの生まれた土地を愛して大切にしているので、いつまでもその土地独特の食文化や
その土地ならではの風習がたもたれているんだと思います。
イタリアって飽きない国だなあーと感じました。

次回以降、カラブリア滞在記すこしづつお伝えしていきます。お楽しみに!





人気ブログランキングへ
参加してます。↑
クリックよろしくおねがいします。いつもありがとうございます。
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
にほんブログ村
参加してます。↑
クリックよろしくおねがいします。いつもありがとうございます。
コメント歓迎します。どうぞお気軽に。
# by ibikina | 2012-07-03 06:22 | イタリア人たち

プーリアへ行こう!

プーリアへ行こう!_d0176862_12243530.jpg


イタリアプーリア州レッチェよりこんにちは。

今月号の イタリアの旅行雑誌“Bell'Italia"、プーリア特集の別冊付録付きでした!

イタリア人のなかでも プーリアはバカンスの目的地としてここ数年注目されています。

なによりも、美しい海、ひとなつこい人々、スローな暮らし、まだ観光地化されきっていない
素朴な土地、そんな要素が時代の流れとマッチしてるんでしょうね。

プーリアのゆっくり流れる時間のなかでなら 本当のバカンスを過ごせます。
プーリアへ行こう!





人気ブログランキングへ
参加してます。↑
クリックよろしくおねがいします。いつもありがとうございます。
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
にほんブログ村
参加してます。↑
クリックよろしくおねがいします。いつもありがとうございます。
コメント歓迎します。どうぞお気軽に。
B
# by ibikina | 2012-06-30 04:00 | つれづれ

サレント名物!路上野菜売り

サレント名物!路上野菜売り_d0176862_1119440.jpg


アフリカ大陸からの熱波により今日も40度近くありましたイタリア、レッチェからおおくりします。

今日は サッカーのヨーロッパ・カップ準決勝 イタリアVSドイツ戦があった関係でちょうどTV中継している時間帯の夜8時頃、レッチェのまちには人っ子一人いませんでした。
みなさん おうちでTV観戦してるんですね。結果はイタリアが勝ちました。しかし、今回のイタリアサッカーチームはとてもいいチームでみんなBRAVI ! 見ていても安心感を持ってみていられます。
日曜日が決勝戦ですので見逃せません。

ところで、こちらはもう夏。野菜が安くて美味しい季節です。
こちらレッチェではまちかどで よく写真のような野菜の路上販売カーがとまっており
安いのでついついいろいろ買ってしまいます。

サレント名物!路上野菜売り_d0176862_11353112.jpg


近所のおばさんも つっかけひとつでおつかいにやってきたようです。

サレント名物!路上野菜売り_d0176862_11424365.jpg


今日はこちらのいちじくを買ってみました。お値段は1kg で3ユーロ。
旬の野菜や果物はこちらではおどろくほど安いのです。
そしておいしい。

プーリアの太陽の恵みをいっぱいに浴びて育った野菜や果物、やっぱりおいしいのです。










人気ブログランキングへ
参加してます。↑
クリックよろしくおねがいします。いつもありがとうございます。
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
にほんブログ村
参加してます。↑
クリックよろしくおねがいします。いつもありがとうございます。
コメント歓迎します。どうぞお気軽に。
# by ibikina | 2012-06-29 12:01 | イタリア人たち

アルベロベッロへ!

アルベロベッロへ!_d0176862_748364.jpg


プーリア州レッチェから今日もおつたえします。
 
毎回レッチェネタが続いていますのでたまにはプーリア州の他の街の話題も
ということで今日は先日行ってきたおとなりのおとなりの県、バーリ県の アルベロベッロについてお伝えしていきます。

私の住むまち、レッチェからは車で2時間ほどかかります。
ご存知の通り、世界遺産に登録された、日本人観光客に大人気のまち。
とんがり屋根のトゥルッロという名のおうちで形成されたなんともかわいらしいまちです。

アルベロベッロへ!_d0176862_88384.jpg


この一風変わったおうち、トゥルッロですが、アルベロベッロ周辺のイトリア渓谷にはたくさん
存在していますが、わたくしの住むサレント地方ではまったくみることがありません。

そもそもなぜこの地方の人たちはこのようなかたちのおうちを作ったのでしょう?

アルベロベッロへ!_d0176862_8155392.jpg


15世紀後半、この地方を統括していたアックアヴィーヴァ伯爵が“家”に課せられる税金をごまかすために、すぐに解体できる家をたてるように住民に命令を出し、家を造る際にモルタルなどの接着剤を使用することを禁じたのだそうです。お国の役人が監査にくるときは そそくさとトゥルッリを解体し家ではないと言い張ったそうです。その結果 住民のあいだに地元産の石を積み重ねてつくるだけの家、トゥルッリづくりが普及し、しだいにトゥルッリのまち、アルベロベッロが出来上がっていったのだそうです。

アルベロベッロへ!_d0176862_83581.jpg


南イタリアならではの光景、夕涼みするご近所の人たち。
アルベロベッロでは いたるところでこの光景を見かけました。

アルベロベッロへ!_d0176862_8445358.jpg


このトゥルッリのおうちたち、単なるモニュメントではなく、実際にアルベロベッロの住民が
今も住んで生活をしている住居なのです。まさに生きた世界遺産です。

アルベロベッロへ!_d0176862_8484934.jpg


少し路地を入れば 住居としてのトゥルッリがあちらこちらに

アルベロベッロへ!_d0176862_8563517.jpg


プーリアの青い空とトゥルッリの白い壁、住民たちが手をかけて育てた美しい緑がところどころでアクセントになりトゥルッリの白さをきわだたせていました。

美しくて 世界にふたつとない希有なまち アルベロベッロ、プーリアの宝です。

















人気ブログランキングへ
参加してます。↑
応援クリックよろしくおねがいします。いつもありがとうございます。
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
にほんブログ村
参加してます。↑
応援クリックよろしくおねがいします。いつもありがとうございます。
コメント歓迎します。どうぞお気軽に。
# by ibikina | 2012-06-28 09:13 | イタリアの美しい街

潜入!レッチェドゥオモの地下聖堂!

潜入!レッチェドゥオモの地下聖堂!_d0176862_4362040.jpg


本日も イタリアはレッチェからお伝えする プーリア日記にご訪問ありがとうございます。

今日もかわらず酷暑の一日でした。こんな日は ひんやりと涼しいレッチェのドゥオモの地下聖堂
(クリプタ)へとご案内いたしましょう。

まず最初に“クリプタ”という言葉についてですが、このクリプタはギリシャ語の“cruputo" (クルプト)に語源を持つと言われ、このギリシャ語のクルプトは“隠す”という意味を持っています。

そうなのです、文字通り、このクリプタ(地下聖堂)は一番大切なものを隠すために地下につくられたのです。このクリプタには通常、教会にかかわった重要な人物が埋葬されることになっており、レッチェのドゥオモのクリプタも初期の重要な司教様が歴代埋葬されていました。

写真は 地下クリプタの内部。地上は猛暑ですがここ地下はひんやりとしていい気持ち。
地下にもぐるとこれほど温度差が生じるものなのかとびっくりしました。

潜入!レッチェドゥオモの地下聖堂!_d0176862_4484087.jpg


数年前まではこのクリプタ一般公開されてなかったのですが、近年修復が完了したようで
現在は一般公開されております。

いままでも いろいろな教会の地下聖堂を見てきましたがどれもこじんまりとして天井が低く
隠れ家的なイメージがあった地下聖堂ですがレッチェ・ドゥオモの地下聖堂は広々として
およそ地下にこんな空間が広がっているなど想像もつきません。300平方メートルですので
かなり広い地下聖堂です。

潜入!レッチェドゥオモの地下聖堂!_d0176862_456128.jpg


このクリプタの床はレッチェの古いお屋敷でも多用されているマヨルカ焼きの陶製のタイルが一面に敷き詰められています。

潜入!レッチェドゥオモの地下聖堂!_d0176862_513945.jpg


このクリプタはレッチェ市民の結婚式や堅信式にも利用されています。
こんな空間で行う宗教的儀式はさぞ神聖さをましてくれることでしょうね。

潜入!レッチェドゥオモの地下聖堂!_d0176862_59797.jpg


このクリプタの歴史は12世紀までさかのぼります。このクリプタをささえているのが
92本のロマネスク様式の支柱で柱頭部分の装飾は92本すべて異なった様々な彫刻が施されています。

潜入!レッチェドゥオモの地下聖堂!_d0176862_513592.jpg


ピエトラ・レッチェーゼ(レッチェ石)に施された彫刻の数々、修復直後なのでとても綺麗に再現されています。

潜入!レッチェドゥオモの地下聖堂!_d0176862_5243298.jpg


12世紀に作られたクリプタですが、16世紀には、レッチェの地上で花開いたバロック建築の装飾も一部加えられました。このへんがバロック様式の装飾が加えられた部分です。

潜入!レッチェドゥオモの地下聖堂!_d0176862_528114.jpg


地上にあがりまして、こちらがレッチェ・ドゥオモの内部。
レッチェのドゥオモが建てられたのは1144年と言われています。なので とっても歴史のふるい教会なのです。

ひんやりとした レッチェ・ドゥオモのクリプタ探検いかがでしたでしょうか。

しかしほんとにひんやりとして神聖な気分になる場所でした。また涼みに行こうっと!
















人気ブログランキングへ
参加してます。↑
応援クリックよろしくおねがいします。いつもありがとうございます。
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
にほんブログ村
参加してます。↑
応援クリックよろしくおねがいします。いつもありがとうございます。
コメント歓迎します。どうぞお気軽に。
# by ibikina | 2012-06-27 05:32 | 教会